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松任谷由実
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コンパートメント
作詞:松任谷由実 作曲:松任谷由実
白い眠りぐすり 冷たい水が運ばれて来る 似てる苦しみ持つ人は ゆく先をきかない 闇をすべる汽車は 氷河のようにゆるやかだけど 幼い頃住んだ町は 離れてゆくばかり
あのひとが愛のかわりに 残していったのは 声たてて笑ったあとに 遠くを見つめるくせ
そばにいられるなら 熱い瞳は交せなくても 歓ぶ顔に喜べる ゆれる影でいたい
どなたか私を降ろさせて 忘却列車のデッキから もっと沢山の歌詞は ※ Mojim.com どなたか私をあわれんで このまま冷めだす 自分が哀しい
もしや愛は戻る そんなのぞみは小箱に入れて 輝く真鍮の鍵を 線路に投げましょう
あのひとの途切れた声の ゆくえ探すように すれちがう同じコロンに ふりむいてしまうくせ
白い眠りぐすり 冷たい水と喉に溶ければ つややかな馬にまたがり テムズを渡る夢 やがて私は着く 全てが見える明るい場所へ けれどそこは朝ではなく 白夜の荒野です
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