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相対性理論(そうたいせいりろん)は、2006年9月に結成された日本のバンド。東京都を基点として活動している。インディーズレーベルみらいrecords所属。『ポストYouTube時代のポップ・マエストロ』、『全天候型ポップ・ユニット』、『ポップ・シークレット・プロジェクト』を名乗る。実験的なサウンドが特徴である。
概要
初期はライブ以外ではジャケットやプロモーション・ビデオでも姿を見せておらず、個々人のプロフィールは曖昧で、その音楽に対する注目度に比するとメディアへの露出が極端に少ないバンドであった。現在もメンバーは並行して多くの活動を行っている。
『STUDIO VOICE』2009年7月号において、初めて相対性理論が特集として大きく取り上げられた。この中でボーカルのやくしまるえつこの写真が掲載され、やくしまるによる朗読CDが付録としてついており、それ以降はメンバーそれぞれの活動が活発化したことなどもあって、メディアへの露出も普通に行われるようになっている。『シフォン主義』は発売時期によって表記クレジットが異なり、また『ハイファイ新書』では作曲に真部脩一、作詞に真部脩一とティカ・α(=やくしまる)が表記されているが、正しくはメンバー全員で作詞作曲を行っている。メンバーも流動的であることが前提らしく、一般的なバンドよりもプロジェクトとしての性格が強く、参加メンバーや人数も時期により変動している。コンセプターであるやくしまるえつこは、「相対性理論はソフトウェア」と語っている。
自主企画公演の制作は、2008年の初回から2016年7月現在までDUM-DUM LLP・野村幸弘が行っている。
メンバー
やくしまるえつこ ボーカル担当。作詞・作曲を行う際の別名義は「ティカ・α」。バンド以外でもイラスト、朗読、ナレーション、CM音楽などの幅広い活動を行っている。 永井聖一 ギター担当。Salyu、Emi Meyerのサポートもつとめる。 吉田匡 ベース担当。Open Reel Ensembleのメンバー。元OKAMOTO'Sの初代ベーシスト(オカモトマサル)。2012年の「位相」から参加。 itoken ドラムス、パーカッション担当。d.v.d、トクマルシューゴ、栗コーダーポップスオーケストラのドラマー。2010年の「立式」から参加。 山口元輝 ドラムス、パーカッション担当。Shing02、湯浅湾、Emi Meyerのドラマー。2012年の「位相」から参加。 ZAK サウンドエンジニア担当。フィッシュマンズのエンジニア。 米津裕二郎 サウンドエンジニア、バイオリン担当。
元メンバー
真部脩一 (2006年9月 - 2012年6月) ベース、コーラス担当。 西浦謙助 (2006年9月 - 2012年6月) ドラムス担当。
これまで参加したミュージシャン
大友良英 渋谷慶一郎 鈴木慶一 大谷能生 近藤研二 千住宗臣 江藤直子 勝井祐二 小山田圭吾
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