- アルバムの紹介
- 歌詞
- アルバムリスト
長澤知之
-
はぐれ雲けもの道ひとり旅
少しその街を離れて ケータイの電源を切って しばらく友達も忘れて 鈍行に揺られるだけでいい 君にとってその生活が時折負担になったなら 恋しくなるまで旅をして 恋しくなったら戻ればいい
人生は駆け抜けるものものではない 人生は振り返るものではない ・・・いいや 人生はあの日の月が照らした はぐれ雲のようにたゆたうだけ
こないだ君が彼女と観た映画のストーリーみたいな 展開の透けた将来に僕らの求めるものなどない 顔を赤らめることばかり もう口にしたくない名前 顔を青ざめることばかり もう思い出したくない場所
人生の死は終末なんかじゃない 生涯の完成であり無ではない ・・・いいや 人生のことなど僕は分からない けもの道のように続くだけ
なおも美化しようのないヘマやドジを踏んで なおも美観を損ねる過ちを犯して もっと沢山の歌詞は ※ Mojim.com なおも無邪気に希望を抱いて笑う 小鳩を追う子どもの手みたいに ただ真っ直ぐなだけ
日帰りでも何泊でもいい 幼い日の腕白ぶりに 敵うような美しさの思い出探しに出るといい
人生に悲哀は気取りでしかない 人生に素直は演技でしかない ・・・いいや 人生は方位磁石も星もない ひとり旅のように風任せ
そして誰かを失い 誰かと巡り会い そして何かが過ぎ去り 何かを思い出し そして転がり続ける自分を歌い 何にも見えない夜空を笑い 絶え間なく回るだけ
少しその街を離れて ケータイの電源を切って しばらく友達も忘れて 鈍行に揺られるだけでいい
-
|