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Eigo Kawashima
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ベナレスの車引き
Lyricist:河島英五 Composer:河島英五 Arranger:宮本光雄
インドの北の町のベナレスで出逢ったじいさん 旅人に群らがる車引きの男達の中で 一番年寄りでやせっぽちでみすぼらしいくせに 片目をつぶって笑うしぐさが素敵だったよ ガンジス河まで乗って行きなよ 最後まで離れなかったねじいさんあんたは 一日に一人か二人の客をひろって わずかばかりの金を頼りに暮してゆくんだね ガンジス河にあふれるばかりのヒンズー教徒達 何を祈って何を願うのか
本当かいじいさん そんなにやせっぽちなくせに そうさおいらの息子はおまえみたいに大きいぜ ガンジス河にいくつも死体が流れていたね そうだよおいらもいつかああして流れてゆくのさ 聖なる河に身をゆだねる人々 生きることよりも死ぬことを願っているようだ この町じゃ人間様より牛達のほうが Find more lyrics at ※ Mojim.com のんきな暮しをしているように見えるね 河に向かって僕は何かをたずねてみる 何も答えない ただ流れ行くだけ
そうかいじいさんそんなに孫が大勢いたんじゃ あてのないその日暮しじゃ大変だろうな そうさおいらは幸せものだよりっぱな息子と たくさんの孫たちに囲まれ生きてゆくのさ ひとさし指をお日様に向けて ナンバー・ワンの幸せものだと片目をつぶった 通りすがりの旅人達にはわかるまいがね この町にゃこの町の生き方があるのさ ガンジス河に沈む夕日が静かに笑った 僕も答えて静かに笑った
通りすがりの旅人達にはわかるまいがね この町にゃこの町の生き方があるのさ ガンジス河に沈む夕日が静かに笑った 僕も答えて静かに笑った
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